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既刊紹介 >> 地域・紀行文学絵本自然・環境趣味・実用



本書の内容
はじめに
松山城の概要
松山城各合戦記の概要

 鎌倉公方九代記 鎌倉九代後記
 北条記 上杉家御年譜
 甲陽軍鑑 関東管領記
 太田資武状 関八州古戦録
松山城合戦の各段階
 松山城築城
―後北条氏の進出―
 松山城風流歌合戦
―河越城から松山城へ―
 河越夜戦
―武蔵の雌雄を決す―
 前線基地松山城
―関東の覇者後北条氏―
 松山城の攻防
―北条氏康対上杉謙信―
 松山城最後の合戦
―後北条氏の滅亡―
松山城合戦―十一回の戦い―
付編 合戦の舞台となった城郭
参考引用文献
あとがき

関東争奪戦史

松山城合戦
戦国合戦記の虚と実を探る


著者:梅沢太久夫
※2017年1月 二版刊行しました

  松山城を記述する多くの史料を事細かく説明し、意訳などをまじえつつ各史料の相違点、現時点の見解を述べる。
 いまだ検討余地の多い松山城の今後の研究課題も視野に入れ、本書は貴重な資料的教科書として比企の郷土史をよりよく彩らせることになるだろう。

 松山城合戦について、いずれは整理しておかなければならない事項であり、資料的制約や、年紀の記入が無いなどの難しい点もあるが、改めて「合戦記」を読みながら史料を整理して、「合戦記」における虚実を探り、松山城をめぐる合戦史を記録し、東国における松山城周辺における戦国動乱の実像を探ってみたいと思う。
(本書「はじめに」より)

版型:A5版 ページ数:204頁
発行年月日:2012年1月31日 初版発行
        2017年1月15日 二版第一刷発行
定価:1500円(1500円+税)
ISBN:978-4-89623-076-5
ジャンル:歴史

梅沢 太久夫(うめざわ・たくお)

1945年生まれ。
埼玉大学教育学部卒業。小学校教員を経て、埼玉県立博物館に勤務。
1975年、埼玉県立歴史資料館建設に携わる。
その後、埼玉県立歴史資料館長、埼玉県立さいたま川の博物館長を歴任する。

著書
『慈光寺』(共著 新人物往来社)
『城郭資料集成 中世北武藏の城』(岩田書院)
『中世武蔵人物列伝』
(共著 さきたま出版会)
『戦国の城』(共著 古志書院)
など著書・論文多数。


◆同著者作品リンク
「埼玉の城」 |  「武蔵松山城主 上田氏」 
戦国の境目」  |  「北条氏邦と鉢形領支配

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