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既刊紹介 >> 地域・紀行文学絵本自然・環境趣味・実用


第一章 後北条氏北進の歴史
第二章 鉢形領の支配
  一 鉢形領内武将の支配
  第一期 〔秩父一乱〕
  第二期 〔氏邦、鉢形城入城〕
  第三期 〔武田軍の秩父進攻〕
  第四期 〔沼田領での攻防〕
  小 結
  二 鉢形領の軍制
  三 戦国の民・その悲劇
  四 領主と領民

参考引用文献
おわりに
資料掲載頁索引年表

古文書を読む
北条氏邦と鉢形領支配

梅沢太久夫 

北条氏邦 鉢形城入城四五〇年 節目の年
 北条氏邦の鉢形領支配の流れは、後北条氏による関東支配の推移を如実に表しているので、関東の戦国史を理解する上で不可欠な研究テーマと考えられ、これまでも多くの研究者が北条氏邦をテーマに数多くの論文を発表している。

 本書では、地域研究を重ね、戦国大名や、地域領主などの書状等の史料等を実際に読み込み、解読して、史料の年代比定を再確認しながら、それらの史料が語り伝える地域の戦国史を綴る試みを行う。

 北条氏邦が鉢形領経営に着手してから鉢形城の落城までに、北条氏邦や氏邦支配下の武将達がどのように関わり、活躍をし、生き抜いてきたかを中心に置いた後北条氏北進の歴史と、北条氏邦が支配してきた鉢形領の実態を描く。


鉢形城・黒備え軍団!!
後北条氏は宿敵上杉との怨念の場所、沼田支配で没落した
戦争の被害者はいつの世も民衆であった

版型:A5版 ページ数:本文291頁+巻末年表22頁
発行年月日:2015年4月30日 初版発行
定価:1980円(本体1800円+税)
ISBN:9784-89623-092-5
ジャンル:地域歴史

梅沢 太久夫(うめざわ・たくお)

1945年生まれ。
埼玉大学教育学部卒業。小学校教員を経て、埼玉県立博物館に勤務。
1975年、埼玉県立歴史資料館建設に携わる。
その後、埼玉県立歴史資料館長、埼玉県立さいたま川の博物館長を歴任する。

著書
『慈光寺』(共著 新人物往来社)
『城郭資料集成 中世北武藏の城』(岩田書院)
『中世武蔵人物列伝』
(共著 さきたま出版会)
『戦国の城』(共著 古志書院)
など著書・論文多数。


◆同著者作品リンク
「武蔵松山城主 上田氏」 |「松山城合戦」
戦国の境目


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