まつやま書房TOPページWeb連載TOPページ>東上線 各駅短編集バックナンバー

同タイトルは2012年10月に全駅分を掲載した書籍を刊行しました。
書籍の詳細はこちらをご覧下さい。

※当頁は4つの短編を残したプレビュー的なものとなっています。


第一回  朝霞台(2010.2.28) 朝霞台の改札で、彼は数日前に観たニュース番組を…
第二回  坂戸(2010.3.5) さすがに夕方六時半は、通勤帰りの客が多い。…
第三回  川越市(2010.3.15) 川越を出た電車は、あまり速度を上げずに進む。西武新宿線を跨ぎ、…
第四回  東武竹沢(2010.3.25) 「あなた、浮気してるんじゃなくって?」…
第五回  大山(2010.4.5) 線路の向こうの上りホームで、駅名表やらポスターやらに携帯電話を…
第六回  柳瀬川(2010.4.15) 春、柳瀬川の土手沿いには桜が咲き並ぶ。…
第七回  北池袋(2010.4.25) 最初が生ビールで、あとはホッピー。ソトが二本でナカが四杯とお決まりの…
第八回  男衾(2010.5.5) 男衾駅に降り立った徳雄は、跨線橋をゆっくりと上がってゆく。…
第九回  森林公園(2010.5.15) 真冬の森林公園駅は、寒い。なにしろここまで下るとビルも住宅地も消え、…
第十回  玉淀(2010.5.25) ― ここであと三十分も待たなくちゃいけんのかぁ……。
十一回  下板橋(2010.6.5) 改札を抜けると、踏切が鳴り出した。…
十二回  川越(2010.6.15) 川越駅の改札前コンコースは、いつも混んでいる。東上線とJRの…
十三回  ふじみ野(2010.625) 携帯電話がポケットの中で暴れだした。マナーモードにしているので…
十四回  つきのわ(2010.75) しっかり自分のペースを保って走る利弘。しかし駅に近づき、角を…
十五回  朝霞(2010.715) 新幹線は、新富士の駅を通過したところだった。…
十六回  鉢形(2010.725) 鉢形駅のホームに降りる。空には薄く雲がかかっていて晴天というわけでは…
十七回  小川町(2010.85) ようやく志賀の三叉路まで辿り着いたとき、タカシのシャツは汗が絞れるくらいに…
十八回  新河岸(2010.8.15) 西国分寺で中央線を降りて武蔵野線のホームに上がると、強風のため…
十九回  中板橋(2010.8.25) 呑んだ帰りの、この寂しさ……。
二十回  和光市(2010.9.5) 英次はときおり和光市のホーム、池袋方面の端に立って、その先に…
二一回  鶴ヶ島(2010.9.15) 読書好きにとって電車の中というのは憩いの場所だ。満員電車こそ…
二二回  若葉(2010.9.25) 芳夫は出張の帰り、うまく時間が合えば長距離バスを使うと…
二三回  ときわ台(2010.10.5) 「もう、この駅で乗っちゃいましょうよ」…
二四回  武蔵嵐山(2010.10.15) 国道二五四号の歩道橋を渡り、嵐山渓谷へと向かってゆく。…
二五回  成増(2010.10.25) 僕は彼女と遠出をするたび、自分自身に問い質す。お前、このままで……。
二六回  東武練馬(2010.11.5) 早起きは、夏が去るのを肌で感じさせられる。和夫はここ数年、それが妙につらい。…
二七回  下赤塚(2010.11.15) 待ち合わせ時間から五分が過ぎ、十分が過ぎる。…
二八回  みずほ台(2010.11.25) 10月は、極端に日が短くなったように感じる時期だ。おだやかな…