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広域蜂起 秩父事件 群馬人が秩父を動かした・世界遺産「高山社」 黒沢 正則 著 注文書(PDF・366KB) |
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近代日本の岐路でもある秩父事件の実態を 群馬側の視点も取り入れ深く分析する 二〇二四年で百四十周年を迎える秩父事件。数多の歴史研究家や思想研究家達によって論争・分析がなされてきたが、未だ多くの矛盾点や不明瞭な部分を抱えていると著者は大胆に断ずる。 今後の秩父事件研究発展のために改めて見直す箇所はどこなのか、また近代日本における秩父事件の正しい位置づけとは。膨大な資料を精査し、綿密な調査取材の成果を通し事件の姿を浮き彫りにする。 本書は秩父事件の実像と虚像を探る第一部のほかに、総裁田代の類い希なる政治判断による供述で難を逃れることになった人々に言及する第二部の二つの柱で構成。 近現代日本の民権運動研究に新たな境地を開く。 本書の特色 秩父事件は秩父一地域の事件では無く、群馬西部も含めた広域性のある運動ではと考え、群馬県をはじめとした秩父地域以外の当時の状況を上州群馬の有力者たちの動向や事件資料から明らかにし、また産業振興のための養蚕研究で地域農村窮乏を扶助しようとした高山社幹部達と秩父事件との関わりなども記す。 |
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版型:A5判 ページ数:本文171頁 発行年月日:2022年12月1日 初版発行 定価:1760円(1600円+税) ISBN:978-4-89623-193-9 ジャンル:郷土歴史 |
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黒沢 正則(くろさわ・まさのり) 1954年、群馬県藤岡市に生まれる。 群馬県立藤岡高等学校卒業。法政大学経済学部経済学科卒業。その後、埼玉県公立中学校に社会科教員として勤務。 30代半ばに秩父事件に出会い、以後研究を続け現在に至る。専門学校講師、群馬県立文書館文書調査員、高山社顕彰会会員、秩父事件研究顕彰協議会会員。 |
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