そで
表紙を包むためのジャケットの折り返し部分です。
この部分に著者プロフィールなどを載せたりします。
帯
主に販促手段として表紙・カバーに巻く紙です。
カバーが表紙の顔なら、帯は書籍の化粧と言えるものです。
推薦文やあらすじ、または紹介文などを多少凝ったデザインでいれたりします。
最近では少し大きめの帯を巻いたり、カバー表紙絵と同じデザインで文字を入れてあったりと少し変化に富んだものが増えてきました。
別名腰巻き。
溝
背と表紙が接合するすき間に入れる溝。
表紙を開きやすくするために設けられたもので、上製本の場合にのみ設けられます。
スピン(しおり)
布製のしおりです。背の部分に糊付けされて本の中に織り込まれています。
かど
文字通り表紙のかどです。
上製本の場合は格段と傷みやすいため、革張りという加工をしたりします。 |
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トビラ(扉)
書籍の中身の最初のページです。
書籍名、著者名をここにもいれる場合が多いです。表紙、カバー表紙の模倣的デザインにする場合もあります。
本文との区別のために少し厚めの紙を使うこともあります。
カバー
書籍の表紙を包む紙です。
本来はジャケットと言う名が正式のようです。
見映えと表紙の内容保護を目的としていて、本の中身(文章の内容)の次に重要なもので、書籍の顔と言えます。
色褪せ防止などのためにPP加工で仕上げる場合もあります。
チリ
表紙中、中身部分よりも大きい箇所です。3mmの幅を標準としています。
表紙と中身が同じ大きさの並製本にはありません。
何故チリと呼ばれるのか、勉強不足のためよくわかりません。知っておられる方はこちらまでメールして下さい。 |