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小説 武田勝頼 武田 かず子 著 |
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甲斐武田最後の当主 武田勝頼…… 彼は武田を滅亡に導いた愚かな将なのか? 父 武田信玄の偉業に苦悩し、 強大な敵 織田信長に挑み続けるも、 時代の流れに打ち勝てず、自国を追われ、 最期を迎えんとする勝頼が想うこととは!? 凄惨な乱世の潮流と己の悲運に苛まれがらも 必死に生きた武将の内面を女流作家が描く 世は戦国時代、甲斐の猛将・武田信玄の名跡を継いだ武田勝頼。 幼き頃の母の非業な死、予期せず継ぐことになった当主の重責、家臣との軋轢、そして巨大な勢力との敵対。様々な悲運に苛まれながらも必死に生きた勝頼だが、結局は甲斐武田を滅亡に導いてしまう。 そして自らの命を絶とうと向かう天目山の道中で、武田の者として生きてきた生涯の出来事が朦朧とした頭の中で次々と甦り…。 自刃の直前に、悲運な彼は一体何を想ったのかを、勝頼自身の回想というかたちで女流作家が巧みに描く。 勝頼の生涯を描いた本編八編の他に、仁科盛信の奮闘を描く「高遠城の桜蕾」、勝頼遺児と共に逃げ延びた栗原左衛門尉の「遺児を抱いて」、上杉のもとへ輿入れした「菊姫、その後」など勝頼外伝四編を収録。 |
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四六判並製本 ページ数:204頁 発行年月日:2024年6月25日初版発行 定価:1540円(本体1400円+税) ISBN978-4-89623-219-6 ジャンル:歴史小説 |
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武田かず子(たけだ・かずこ)※本名 田村和子 1950年東京都生まれ。現埼玉県嵐山町在住。 和洋女子短期大学卒業 書道一元会準同人 書道清友会副会長 書道清嵐会塾長 武田信玄研究家 企販小説 「信玄最後の側室」(文芸社)2009年 「花影の女」(文芸社)2012年 「甲斐の猛将 山縣昌景」(まつやま書房)2021年 |
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