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既刊紹介 >> 地域・紀行文学絵本自然・環境趣味・実用




目 次
はじめに
秩父地区旧村略図
1 廃寺の現状
 [1] 秩父市の廃寺
 [2]小鹿野町の廃寺
 [3]長瀞町の廃寺
 [4]皆野町の廃寺
 [5]横瀬町の廃寺
2 修験道と修験寺院
3 調査で出会った廃寺たち
 廃寺探しの楽しさ
 新たに出会った廃寺
おわりに
<参考文献>



秩父廃寺録

堀口 進午 著

注文書(PDF・390KB)

秩父地方に存在していた250寺もの廃寺
その全てを七年に及ぶ踏査で網羅した記録集


 秩父地方には、豊富な歴史的・民俗的遺産が残されている。先年ユネスコの「世界文化遺産」に登録された「秩父祭」をはじめ、多彩多様な祭や民俗行事がある。日本百観音の「秩父札所」もある。その一方で、時代の流れの中で消えていったものもある。
 山の中には、集落の跡や廃屋が残っている。小さなお堂の中で、朽ちかけている仏像がある。夏草に埋もれた寺跡の石垣がある。枯れ草の中に無縫塔がわずかに頭を出している。
 本書は、人々の脳裏から消え、忘れ去られた寺跡のひとつひとつを訪ね、その現状を記録したものである。
(本書「はじめに」より)

本書の特色
◎一頁毎に各廃寺を紹介
 フルカラーの写真を交え現状を知らせる
◎『新編武蔵風土紀稿』に記載された該当箇所も引用し、
 その廃寺の歴史的流れも記す
◎秩父修験道とも深い関係のある廃寺にも言及



版型:A4判並製 頁数:308頁
発行年月日:2023年2月10日 初版発行
定価:2750円(2500円+税)
ISBN:978-4-89623-179-3
ジャンル:郷土歴史


堀口 進午(ほりぐち・しんご)

1954年埼玉県秩父市生まれ。県立秩父高校、山形大学人文学部卒。
その後、埼玉県公立中学校に勤務し、秩父各地の山城を複数を検出。
・日本天文学会 準会員 ・鉢形歴史研究会 会員
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