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比企氏の乱 実史 永井 晋 著 注文書(PDF・415KB) |
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歴史の敗北者として謎多き比企氏の実態を 学術的な観点から堅実に探る 鎌倉幕府設立の立役者の一人として、そして二代目将軍頼家の外戚として権勢を振るった比企氏。しかしのちに執権となる北条氏との権力争いに破れ族滅の道を辿ることになる。 将軍に次ぐ権力者がなぜ破れたのか。そもそも武蔵国の一地方豪族だった比企氏がなぜ頼朝の忠臣として重用されたのか。 中世政治史研究として名高い永井晋氏が、数多の史書の記述から中世の政治的状況を深く掘り下げ、比企氏の実態を赤裸々に記す。 本書は、比企氏研究の新たな課題を提示する書籍である。 本書の特色 ◎京の貴族から武家政権へと移る 複雑な政治情勢 ◎院・天皇、公家、武士など 当時の各主要人物の動向 ◎比企氏自体の実際の勢力規模これら様々な要素を、近年の研究を踏まえ俯瞰的に捉え、中世史の新側面を描き出す。 |
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版型:四六判 ページ数:本文182頁 発行年月日:2022年9月5日 初版発行 定価:1760円(1600円+税) ISBN:978-4-89623-186-1 ジャンル:郷土歴史 |
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永井 晋(ながい・すすむ) 1959 年生まれ。國學院大学大学院博士課程後期中退。國學院大学 博士(歴史学)。神奈川県立金沢文庫主任学芸員・神奈川県立歴史 博物館企画普及課長を経て、現在関東学院大学客員教授。 主要著書 ・『鎌倉幕府の転換点―『吾妻鏡』を読み直す』 ( 日本放送出版協会 2000 年、2019 年吉川弘文館より復刊) ・『金沢貞顕』(吉川弘文館 2003 年) ・『金沢北条氏の研究』(八木書房 2006 年) ・『源頼政と木曽義仲―勝者になれなかった源氏』(中公新書2015 年) ・『平氏が語る源平争乱』(吉川弘文館 2019 年) ・『八条院の世界』(山川出版社 2021 年) ・『鎌倉幕府はなぜ滅びたのか』(吉川弘文館 2022 年) |
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