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『やまさんの歩いた、見た、考えた 秩父山里訪歩紀行』山浦正昭 絵・文
2004年3月9日付・讀賣新聞埼玉版


◆記事文章
スケッチブック片手に(本出しました内)

 カントリーウオーカーをして、日本とヨーロッパの里を歩いている山浦さん(60)が、秩父の十の山里を訪ね歩き、本にまとめた。
 山浦さんはスケッチブックと地図を持ち、車道ではなく、古い道を選び、一つの地域に1日、2日かけて、ゆっくり歩いた。時には野宿したこともあった。じっくり、ゆっくり歩くと、その土地の様々な自然、文化、暮らしの風物と、多くの接点を持つことができるという。
 本書は町村ごとにまとめられていて、紀行文のほかにも、スケッチブックに描いた風景画や絵入り地図、ウオーキングガイドを載せている。また、「地域再生にもつながる歩き方とは?」考えもつづつている。
 「秩父には都会で失われた暮らしがある。心が満たされていない人がいたら、人間らしい暮らしに近付いて、立ち直って欲しい。山村の暮らしに触れると、大切なものは何か、気が付くと思います」と山浦さんは語る。
 A5判、200ページ、1200円(税別)。

編注)地名、役職などは新聞掲載当時のものです。現在は変更されている場合もあります。

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